Raspberry Pi 4にOpenMediaValutを導入してNASとして使う

2021/11/11

Linux RaspberryPi

t f B! P L

もともとRaspberry Piを買ったのがNASが欲しかったから。

Raspberry Piの初期設定は一通り終わったので先にDocker+Homebrirgeを入れて、

後からSambaにしようかなと思っていたんだけど、

NASとして管理しやすい「OpenMediaVault」を入れてから、

その後でDockerを入れた方が良いことがわかったので、先にOpenMediaVaultをインストールすることに。


準備するもの

データ保存用のUSB3.0対応外付けディスク。

うちは5年前に買ったTimeMachine用HDDとしてバッファローの2TBが合ったので流用。

全然壊れる気配がないwwwwwwwwwwwww


今なら4TBが1万円切ってるので、4TBのほうが圧倒的にコスパ良いよね。


Raspberry PiにOpenMediaVaultをインストール

OpenMediaValutって基本的にはOSなんだよね。

すでにRaspberry Piには別のOSが入っていても、

OpenMediaVaultの同居は可能になっております。


早速インストール使用。

Raspberry Piで以下のコマンドを実行。

wget -O - https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/installScript/raw/master/install | sudo bash


あとは勝手にインストールが走る。時間もそれなりに掛かるので暫し待つ。


インストールが終わると自動的に再起動される。

念の為にもう一度再起動。

sudo reboot

OpenMediaVaultの設定

以降の設定はブラウザから行う。

http://"IPアドレス or ホスト名" でアクセス。

初期ユーザとパスワードはadmin/openmediavault


ダッシュボードの画面。

QNAPやSynologyみたいなGUI。


まずは「一般設定」ー「Web管理者パスワード」からadminのパスワードを変更して「保存」。

各ページで設定を変える度にヘッダ部分に「適用しますか?」って表示されるので、

その都度適用させる。


外付けディスクの状態監視(S.M.A.R.T.)を有効にするために、

「モニタリング」を有効にする。


「S.M.A.R.T.」で有効にする。


「デバイス」タブで外付けディスクをクリック。


モニタリングの有効化にチェックを入れる。


あとは定期的なチェックを行うために、スケジュールの設定。

ここらへんはお好みで。


次にディスクのデータ消去。

「ディスク」から対象のディスクを選択して、「ワイプ」をクリック。


短時間な「クイック」をクリック。


ワイプ終了。


次にNASとして使用できるようにファイルシステム(ext4)を作成する。

「ファイルシステム」から「作成」をクリック。


デバイスに外付けディスクを指定。その他ラベルは適当に設定。


確認画面が出るので、「はい」をクリック。


ファイルシステムの作成完了。


次にデバイスをマウントさせる。

外付けディスクを選んで、「マウント」をクリックする。


NASにログインするユーザーを作る。

piでもいいんだけど、別のユーザーにしたほうが何かと都合が良い。

「ユーザー」から「作成」をクリック。


名前とパスワードを設定して「保存」をクリック。

所属グループはデフォルト(Users)のままでOK。


次に共有フォルダを作る。

「共有フォルダ」から「追加」をクリック。


共有フォルダの名前を入力して「保存」をクリック。


まだ終わらないw

作った共有フォルダをSMB/CIFSアクセス可能にする必要がある。

「SMB/CIFS」から「有効」にチェックを入れる。


次に「共有」タブに移動して「追加」をクリック。


共有フォルダを選択して、他はデフォルトのまま。

TimeMachineとしての設定項目も有ったので、TimeMachineのバックアップ先としても設定することが可能。


あと、おまけ。

SSHでrootユーザーのログインをOFFにしておく。

sshd_configファイルにも書いていたけど念の為。



以上でOpenMediaVaultの設定は完了!


クライアントから接続確認

MacでもWindowsでもどっちでも良いんだけど、共有フォルダにアクセスできるか確認。

以下、Macでの確認。

Finderの「サーバへ接続」から"smb://IPアドレス"にアクセス。


そのまま「接続」をクリック。


先程、登録したユーザ名とパスワードを入力して「接続」。


無事に共有フォルダが表示されればOK。

書き込みもできるはず!


Windowsの場合は"\\IPアドレス""で接続できるね。


NASとしてのパフォーマンスは?

気になるのはNASのパフォーマンス。

Raspberry Pi(USB3.0接続)とMac miniをそれぞれ有線LANにつないだ状態で

Macからディスクの性能を測ってみた。


シーケンシャルリードで114.84MB/s、つまり918Mbpsまで出ているので1Gの帯域をほぼフルに使い切っている。

USB3.0(最大5Gbps)の恩恵も大いにアリ。

ファイルサーバとしては十分なんじゃなかろうか。


NAS化して満足!

大体、NASのスピードは100MB/sぐらい出れば御の字と言われているので

なかなか快適な環境に仕上がったと思う。

外付けのHDDを増やしたりすればバックアップも完璧。


以上で、Raspberry PiをNAS化する話はおしまい。

この後は、OpenMediaVaultでDockerをインストールして、Homebrirgeを動かしていきます。


-----------------------追記

続き書きますた。先にDockerをインストール。

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