EdgeでIEモードを使う（特に会社で便利）

会社のPCだと大半がWindowsのはず。

で、会社で使う業務システムって大抵がブラウザで動くんだけど、動作検証をロクにしていないのか、

未だにIEでしか動かないクソシステムってあるよね。

もはやIE11とか枯れたブラウザなのに、IEでしか動かないためにIEを使わざるを得ない状況。

通常使うブラウザは別のブラウザなのに・・・。

っていう人に朗報。

Edgeなら内部でIEとして開くモードが備わっているため、

ブラウザを一つにまとめることが可能！

いや、ブラウザぐらい別々に使ったら良いやん( ﾟдﾟ)

って人はさっさと出ていってくださいｗ

このIEモードのおかげでChromeからEdgeに乗り換えることにしたぐらい便利なので、

設定できるのなら設定したほうが良い。

参考

ここ見たほうが早いかもｗ

EMSMツールインストール

ここから具体的な手順。

すでにChromium版Edgeはインストール済みで話は進める。

EdgeからIEモードを開くには、メニューから手動で実行すればいいのだけど、

毎回そのようなことをしていたら面倒くさいし、

特定のURLにアクセスしたらIEモードで開くようにすることが可能。

そのリストを作るために「Enterprise Mode Site List Manager(ESMS)」というツールをインストール。

以下からツールをダウンロード。

DLしたexeファイルを実行し、ウィザードに沿っていく。

「Next」をクリック。

ライセンス条項に同意して、「Next」をクリック。

インストール場所を指定して「Next」をクリック。

「Install」をクリック。

インストールが完了したら「Finish」をクリック。

EMSM設定

インストールが完了したら、スタートメニューから「Enterprise Mode Site List Manager」を起動。

URLリストが何もないはずなので、左下の「Add」をクリック。

「URL」にIEで開きたいURLを入力。（http://は省略してもいいし、しなくてもOK）

入力後は「Save」をクリック。

同様にIEで開きたいURLを順次追加していき、

追加が終わったら、画面上部メニューの「File」→「Save to XML」をクリックする。

XMLファイルを保存する必要があるので、任意の場所に置く。

レジストリ設定

ここからEdgeでIEモードを使えるようにする。

グループポリシーを使う方法もあるけど、テンプレートを別途DLせにゃならんし、

最終的にはレジストリ変更になるので、直接レジストリを変更したほうが手っ取り早いので

レジストリを設定することにする。

Windows10 Homeの場合はレジストリを直接設定するしかない。

レジストリエディタを起動して、以下のキーに移動する。

コンピューター¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft

そこで「新規」→「キー」をクリックして新しいキー（Edge）を追加する。

同様に"Edge"キー配下に以下のDWORD値を設定する。

■Edgeで"IEモードで開く"という項目を表示させる

■IEモードの有効化

■IEモードで開きたいURLリスト

具体的には以下のように設定すればOK。

Edgeで動作確認　その1

今までの設定を確認しよう。

まずはIEモードを手動で行えるかを確認。

Edgeを開いて、「…」→「その他のツール」→「サイトをInternet Explorerモードで開く」が表示されていればOK。

Edgeで動作確認　その2

登録したレジストリが設定されているかの確認。

Edgeのアドレスバーに「edge://policy」と入力して、登録した3つのキーが表示されていればOK。

次にXMLリストの内容確認。

今度はEdgeのアドレスバーに「edge://conpat/enterprise」と入力する。

場所に配置したXMLが表示されており、ドメインに登録したURLが表示されていればOK。

Edgeで動作確認　その3

実際に登録したURLにアクセスしてIEモードで開かれるか確認。

IEモードで開かれた場合、アドレスバーの左側にIEのアイコンが表示される。

URLを追加したい場合